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ひとの生き死にのはなし。

ワタシの両親はもう70後半を過ぎ、80に手が届くような年
だというのも関係あるだろうけれど、7年前に亡くなった義父・・・
(舅、しゅうと、シュート・・・という響きが ^^; 実際ダンナの
同僚は息子に『シュート』と名付けた。キラキラネーム。といっても
もう10歳にはなっているだろうからキラキラのはしり。将来じいちゃん
になったら『え~ワタシが舅のシュートでございます』と言うのかな
ナンチャッテ・・・とつい思ってしまって、『義父』を使ってます。北海道
だし、『岐阜の義父』は無いので。)

え~と、その義父の死が、私にとっては身近なヒトが亡くなった初めての
大きな経験だったのです。中1の時に亡くなった祖母のときは、
『また会えるよね』と亡くなった後になぜかそう感じたし、遺品整理
で出てきた私宛の手紙を後からもらったりして、『いない』と感じた
ことがなかったのだけど、

義父が体を悪くしてからのこと、病院での様子、周りのみんなのこと、
見舞客、義母のアレコレ(・・・色々書いちゃいそうなので自粛)、
お葬式のこと、


そう、死んでいく本人だけでなく『まわり』のこと、『まわり』の思いも
含めて『死ぬこと』なんだなあと・・・
先日読んだ

歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年

永田 和宏 / 新潮社



体の贈り物

レベッカ・ブラウン / マガジンハウス


この二冊は、また身内・知り合いの死に立ち会ったかのような、つらい気持ちになる本だった。
もちろん希望もあるのだけど、温かい気持ちになることもあるのだけど、
死ぬのは怖くない、とか、痛み止めをことわってまで表現したいこと
を見つけられたら、とか、『つらい』以外の感想ももちろんあるのだけど、

やっぱり死はつらい。

そして支えてくれる人が必要だ。

by dimanamana | 2014-04-16 11:45 | 世の中。  

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