話の結末。

神様のボート

江國 香織 / 新潮社



お母さんと娘の、その二人の語りで話が進む。





読んでいる途中で気持ち悪くなった。
お母さん、は本当に自分のためだけに生きている。
それがいかに素敵な恋だったか、素敵な相手だったか
・・・だからどうなの??
一人で生きているのではなく、コドモも一緒なのに。
娘本人も気づいているが、『私(娘)は彼じゃない』のに。


こんなに他の人のことを考えずに生きていいの?
自分の父母にも結局娘を丸投げ。ちゃんと関係を修復
できるのか・・・たぶん父母は連絡をずっと待っていたのだ
から受け入れてはくれるだろうが、『お母さん』本人は
相変わらず子どもの状態のままなんだろうなと思う。


そしてこの物語の終わりは読者の想像通り?
に。ああ、あえて『一生会えませんでした』的な終わり方
だったらよかったのに。
結末の別バージョン、
『もう二度と会えないまま死ぬ』
そして、元の会えたバージョンでも続きを。
『会えたけどその後破滅する』(あなたはこうじゃなかった、みたいな。)


不幸せな結末を望んでしまった一冊だった。
疲れた。



ちなみに江國香織さんは嫌いじゃありません。
雑誌『クウネル』の、姉妹での往復書簡はもうホント大好き。
定期購読して、本が届いたら、最初、いや二番目に読むくらい。
一番目はね~
ほしよりこさんの漫画です。これホント最高です。
立ち読みでもいいから皆さんに読んでもらいたい!
1月号のは傑作です。ケッサク。
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by dimanamana | 2014-01-13 21:55 | 世の中。 | Comments(0)  

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