『薄氷を踏む』。
精神科医の名越康文さんと、武術研究家の甲野善紀さんとの対談本。
対談本は苦手、行間を読みづらい、想像しづらいから・・・とワタシは
ここに書いたことがあるが、仲良しなお二人がノンビリゆったり
でも真面目に思うまま話を聞いて、自分も話して・・・という
『雰囲気』が伝わりました。と思う。
対談、のなかには、きっと(想像だけど)お互いに言いたいことを言い合うだけで
『相手のハナシも聞く』というのを忘れているんじゃないか?というのもある
だろうけど、お二人はきっと何度も同じような話をしていながら、
お互いの話の中にまた新たに発見がある、という、不思議な感じが
伝わってきて、それが面白かった。
名越先生のセリフ(というのか?)引用(p.200):
「自分が染めて、なんとか人間のフリはさせられるかもしれないけれども、
ほんとうはもう、この世で生きて行く折り合いをつけることで精一杯の
異星人が突然変異した」みたいな人しか僕は手を出せないし、またそういう
人が僕のところに来るんです。ただし、これはあくまで僕基準ですよ。
どんなに社会的には安定し成功していても、あるいは才色兼備の
人だって実態はそういう人っているんです。(笑)
カッコ笑い、って (^^;)
そしてワタシの大好きなY先生に個人的にメッセージ・・・
やっぱり先生は宇宙人なんですよ。で名越先生に引かれちゃった・・・んですね。
by dimanamana | 2013-03-16 00:27 | 楽しいこと。